TABIWAKU

2025/12/1 08:55


宮古島のウミガメは「夏だけ」じゃない。

冬の海で本気を出してくる理由

こんにちは、TABIWAKUのスタッフです。

今日は、フォロワーさんやお客さまからもよく聞かれる

「ウミガメって、やっぱり夏が一番見やすいんですよね?」

という質問について、現場目線でお話ししてみようと思います。

結論から言うと、

ウミガメは「夏だけの主役」ではありません。

むしろ、

「海のきれいさ」「ゆっくり観察できる時間」だけで言えば、

冬〜春先の宮古島の海はかなり本気を出してきます。

「え、冬に海?」と思ったあなたにこそ、

ぜひ知ってほしい話です。

「夏の海=ベストシーズン」という思い込み

宮古島といえば、真っ青な空と、ギラギラの太陽。

多くの人が「夏こそ宮古島ベストシーズン」とイメージすると思います。

もちろん、夏の宮古島は最高です。

水着でそのまま海に入れるし、

南国感たっぷりの写真も撮りやすい。

だからこそ、

・ウミガメは夏に行けばいい

・冬の海は寒そうだし、あんまりきれいじゃなさそう

そんなイメージを持つ人が多いのも、すごく分かります。

でも、ガイドとして毎日海に出ていると、

心の中でいつもこう思ってしまうんです。

「みんな、冬の海をちょっとなめてない…?」と。

この季節、海の透明度が“スコーン”と抜ける

冬〜春先の宮古島の海は、

とにかく水がクリアです。

ウミガメがふわっと水面に上がってきて息継ぎをする姿や、

ゆっくりと水中に戻っていくシルエットが、

夏よりもくっきり見える日が多いです。

水中から見上げると、

空と太陽の輪郭がはっきり分かるくらい、

「ガラス越しに見てるのかな?」と思うほどの透明度になることもあります。

同じポイントでも、

夏とは少し違う「静かな美しさ」があるのが、この季節の海です。

冬場にウミガメと出会いやすいビーチと、その裏側

冬場、風向きや波の入り方の関係で、

比較的ウミガメと出会いやすいと言われているのが

・シギラビーチ

・ワイワイビーチ

このあたりのポイントです。

風向きが合う日は、波も落ち着きやすく、

岸から近いところでウミガメがふわっと浮上してくる姿を

見られることもあります。

一方で、きれいなリーフ(サンゴ礁)が広がっている分、

場所によっては急に深くなっていたり、

波や流れが強くなるところもあります。

ここ数年、沖縄全体では残念ながら

海での事故・水難事故のニュースもたびたび耳にします。

「ちょっとくらい大丈夫でしょ」

「みんな入ってるから平気だよね」

そんな気持ちから、

無理をしてしまうケースも少なくありません。

不安な方ほど、ツアー参加がおすすめな理由

もし、

・泳ぎにあまり自信がない

・子ども連れで、安全面が少し心配

・どこまで行っていいのか分からない

・離島の海が初めてで不安もある

そんな方は、自分たちだけで無理をせず、

ガイド付きのツアーを利用するのがおすすめです。

その日の風向きや波の状態を見ながら、

・入っていいエリア、避けた方がいい場所

・流れが出やすいタイミング

・体力的に無理をしない範囲

などを判断しつつ、

ウミガメを探しにいくことができます。

私たちとしても

「ウミガメに会えるかどうか」以上に、

「安全に、元気で帰ってきてもらうこと」を一番大事にしています。

きれいな海も、ウミガメとの出会いも、

元気なまま帰ってこられてこそ、いい思い出になるからです。

人が少ない季節だからこそ味わえる「ゆっくり時間」

もうひとつ、冬の宮古島の海がいいなと思う理由が、

「海が、ちょっとだけのんびりしている」

ということです。

夏のハイシーズンは、ビーチも道路も、もちろん海の上も、

たくさんの人でにぎわいます。

それはそれで、すごく楽しい季節です。

一方、冬〜春先は、観光のピークよりも少し落ち着く時期。

船の数も、人の数も少し減って、

ウミガメとの時間をゆったり取れる日が増えます。

・水面に上がってくる瞬間を、静かに待つ

・息継ぎした表情を、真上からじっくり眺める

・また潜っていくシルエットを、追いかけずに見送る

そんな「せかさない時間」が取りやすいのが、この季節です。

ガイドしている私たち自身も、

ウミガメと一緒に「深呼吸させてもらっている」感覚になることがよくあります。

冬に宮古島でウミガメを見に行くメリット

「でも、冬に海って、やっぱり寒そう…」

そう思った方のために、

冬〜春先にウミガメを見に行くメリットを、もう少し整理してみます。

・透明度が高く、ウミガメの動きがくっきり見える

・人が少ない分、のんびり観察できる日が多い

・写真や動画に「静かな海時間」が残せる

・夏とは違う、落ち着いた宮古島の空気を味わえる

防寒対策さえしっかりしておけば、

「思っていたより全然快適だった!」という声も多いです。

冬のウミガメを楽しむためのポイント

実際に冬の宮古島でウミガメを楽しむなら、

こんなポイントを意識してもらえると安心です。

・風が強い日や寒波のタイミングは、無理をしない

・体が冷えないように、インナーやパーカーなどで調整できる服装を

・海から上がった後のタオル・羽織りものは多めに

・子ども連れや久しぶりの海の方は、特に安全第一で

・少しでも不安があれば、ガイド付きツアーを選ぶ

せっかく宮古島まで来てもらうからこそ、

「ウミガメに会えたかどうか」だけでなく、

「安心して楽しめたかどうか」も大事にしてもらえたらうれしいです。

夏だけがハイシーズンじゃない、宮古島の海

夏の宮古島がキラキラの「表の顔」だとしたら、

冬〜春先の海は、

ちょっと大人っぽい「裏の顔」のような存在だなと感じます。

・ぎゅうぎゅうのスケジュールで遊び倒す夏

・呼吸を整えながら、じっくり海と向き合う冬

どちらが正解というわけではなくて、

「好きなタイミングで、好きな海の表情を選べる」のが

宮古島のいいところだと思っています。

ウミガメと一緒にゆっくり泳いで、

息継ぎのタイミングをただ眺めているだけなのに、

気づいたら自分の心まで落ち着いている。

そんな時間を、

夏だけじゃなく、この季節にもぜひ体験してほしいです。

さいごに

「ウミガメは夏が一番」というイメージは、

たしかに九割ぐらいの人が持っているかもしれません。

でも、ガイドとして毎シーズン海に出ている立場から言うと、

「冬の宮古島のウミガメ、かなりいいですよ。」

というのが本音です。

そして何よりも大切なのは、

ウミガメに会えたかどうか以上に、

「無事に、元気に帰ってきてもらうこと」。

そのうえで、

透明度の高い海と、のんびりした時間の中で出会うウミガメ。

もし次の旅行のタイミングに迷っていたら、

「冬の宮古島」も選択肢のひとつに入れてもらえたらうれしいです。

――――――

宮古島でのウミガメツアーや、

海と光を楽しむアクティビティについては、

TABIWAKU公式サイトにてご紹介しています。

ご予約・お問い合わせはこちらから

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